A~Fの6人は3組の夫婦で、1脚の円卓の6席に男女が交互に等間隔で座っており、次のア〜オのことが分かっている。
ア Bの妻の1人置いた右隣はDである
イ Cの妻はAの夫の隣ではない
ウ Dの右隣はCである。
エ Fの妻の1人置いた隣はEである。
オ 各組の夫婦は、いずれも夫は妻の正面に座っていない。
以上から判断して、確実にいえるのはどれか。
1. AはBの正面に座っている。
2. BはEの正面に座っている。
3. CはFの正面に座っている。
4. DはAの正面に座っている。
5. EはFの正面に座っている。
正答とミニ解説は下にスクロールすると出てきます
正答 1
解説
条件より、B、C、 Fが男なので、A、D、Eが女である。Dの右隣がCで、男女が交互に座っていることから、CとDの席を決めると、B、Fの席について2通り、 A、Eの席について2通りがそれぞれ考えられ、図I〜図Ⅳまでの4通りの組合せとなる。条件アより、図I、図ⅡではAがBの妻、図Ⅲ、図ⅣではEがBの妻である。ここで、「各組の夫婦は、いずれも夫は妻の正面に座っていない(条件オ)」ので、各夫婦は隣り合って座っている。したがって、図Iでは(B、 A)、(C、 E)、(F、 D)、図Ⅱでは(B、A)、(C、D)、(F、 E)、図Ⅲで(B、 E)、 (C、 A)、 (F、 D)、 図Ⅳでは(B、E)、(C、D)、(F、 A)がそれぞれ 夫婦ということになる。しかし、図Iおよび図ⅡではCの妻がAの夫の隣となるので、条件イと矛盾し、図ⅢではCの妻がAということになるので、やはり条件イと矛盾する。図Ⅳの場合はすべての条件を満たしており、成り立つのはこの図Ⅳだけである。
この図Ⅳより、正答は1である。
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