今回の記事は
・自分が精神障害者に該当するのか不安
・精神障害者が周りにいてどんな人なのか気になっている
・精神障害者となった場合どうすればよいのか不安
・自分が精神障害者に該当した場合のメリットがわかる
先に言いますが、精神障害者に該当しても正規職員として働けますし、精神障害者には障害者手帳を所持でき、税金や障害者雇用のメリットもあります。
私は精神障害者保健福祉手帳3級を所持しており、障害者枠の公務員として働いていた経験があります。苦労してきたのでこの経験がだれかに活かせればと思います。
精神障害者はどんな人なのか不安じゃないですか?
精神障害者はどんな人なのか不安じゃないですか?でも、
精神障害者とは、何かしらに困っている人です。
これが結論ではあります。
障害者基本法には障害者がどんな人かはこのように書いてあります。
障害者 身体障害、知的障害、精神障害(発達障害を含む。)その他の心身の機能の障害(以下「障害」と総称する。)がある者であつて、障害及び社会的障壁により継続的に日常生活又は社会生活に相当な制限を受ける状態にあるものをいう。
社会的障壁 障害がある者にとつて日常生活又は社会生活を営む上で障壁となるような社会における事物、制度、慣行、観念その他一切のものをいう。
内閣府HPより
文字にすると難しく感じますが、精神障害者がどんな人かというと、
毎日とても苦労しながら生きている人たち
と思ってもらえたらわかりやすいかと思います。
【精神障害者がどんな人?】の答えは【困っている人!】だった
なぜ困っている人という表現ができるかというと、私自身が「反復性うつ病性障害」でありまして、精神障害者手帳3級を所持しております。
毎日精神薬と睡眠薬を服薬しながら働いております。毎日体調に気を使い、職場では障害者枠での採用もあり配慮ある中で働いている。働くだけでも大変なことがあるかと思いますが、ただ毎日生きるだけで苦労しています。
日々の生活も体調に左右され、仕事も配慮の中という制限があり、全くの自由ではないです。というより不自由だと感じて生きています。
なので精神障害者がどんな人と聞かれたら困っている人と答えます。
実は精神障害者がどんな人かわからず不安だったのは私でした
私も2018年までは健常者(健康な一般の方)として生きていました。
すでにうつ病の兆候は何度も現れていましたが、障害者として認定されたのは2018年でした。
それまでは体調を崩すことはよくありましたが、まさか障害者として認定されるとは思ってもいませんでした。
落ち着いて考えてみると、生まれるつき体調を崩しやすい上に、仕事でもストレスに弱く、高熱が月に何度も出る中フルタイムで働いている状態はあきらかにおかしかったと思います。
体調が悪くなり休むも退職、正社員で登用されるもまた体調が悪くなり休むも退職…と6回も退職しています。
一般的に考えると退職が多すぎます。
何かあるなと思っていましたが、病気ではなく障害でした。
病気なら治ればまた元気になりますが、障害はもう治ることはまずないです。
治らないのにがんばるから同じこと繰り返すわけです。もちろん病気でも繰り返すことはあると思います。
治療してはまた働いての繰り返し、疲れていませんか?
私が言いたいのは、病気なら治療してがんばれば良いという考えが負担になっていませんか?ということです。
疲れていませんか?
うつ病を繰り返している方は共感いただけるのではないかと思うのですが、何度も治療しては復職して、へとへとになっていませんか?
私は「反復性うつ病性障害」と診断されたとき、少し安堵しました。
自分はよくここまで頑張ってきたなと思いました。
障害なら頑張る必要はなかったんです。
障害者になってしまったという不安ももちろんありましたが、
治療してまた頑張る
から
障害を受け入れて自分らしくがんばる
になったのが嬉しかったです。もしこの記事を読んでる方が精神障害者になりそうで不安な方ならどうぞ不安にならずに。周りの方で精神障害者がどんな人なのかわからずに調べている方はどうぞその方の苦悩を理解していただけると幸いです。
もし精神障害があると診断された場合は精神障害者手帳を取得できますので、取得方法はこちらを参照してください。
»精神障害者手帳保健福祉手帳の取得の方法
精神障害があればどんな人でも手帳がもらえるのか
精神障害者になれば精神障害者保健福祉手帳3級以上の取得が目指せます。
自治体の審査によるので必ずどの方でも取得できるわけではありませんが、すべては審査基準を満たしているかどうかです。
障害者手帳を発行するための審査基準を満たしていれば発行が可能なので、いかにして審査基準を満たすかを考えます。
審査基準などはこちらに乗せました。
うつ病で精神障害者保健福祉手帳3級取得
私は精神障害者保健福祉手帳3級を所持しております。
もちろん審査に通ったので障害者手帳を取得できたのですが、大きく言うと【うつ病】になります。
障害の内容としては【統合失調症】など大変な病気ではないですが、どっちが大変という話は不毛です。
少しでも生活が豊かになるように障害者手帳を取得をおすすめします。
給料が心配な方の精神障害者保健福祉手帳3級
私が思う一番の精神障害者保健福祉手帳のメリットは障害者枠の採用です。
障害者枠で働くことになれば合理的な配慮の中で働くことができ精神的に安定します。
お給料が心配な方もいるかと思いますが今は無料の求人サイトがあるのでご心配なく。
»【障害者枠】おすすめな求人サイト6選【裏ワザあり】
以上です。