世界の海峡に関する記述として、妥当なのはどれか。
1.間宮海峡は、ユーラシア大陸の東端部のデジニョフ岬とアラスカ西部のプリンス・オブ・ウェールズ岬との間の北極海と太平洋とを結ぶ海峡で、この海峡には日付変更線が設定されている。
2.マゼラン海峡は、南アメリカ大陸の南端部とフェゴ島との間にあり、太平洋と大西洋とを結ぶ海峡で、大西洋側の入口の部分がアルゼンチン領であるほかは、すべてチリ領である。
3.マラッカ海峡は、アフリカ大陸南東岸とマダガスカル島との間にあり、15世紀ポルトガルの航海者によって開拓され、スエズ運河の開通までは重要な航路であった。
4.ジブラルタル海峡は、ペルシア湾とオマーン湾とを結び、ペルシア湾からインド洋への出口となる海峡であり、湾岸諸国で積み出された石油の多くはこの海峡を通過せざるを得ず、石油戦略の要所となっている。
5.ドーバー海峡は、地中海西端に位置し、ヨーロッパ大陸とアフリカ大陸との間にある海峡であり、北岸にイギリスの海軍基地、南岸にスペインの軍港がある。
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正答 2
解説
1.ベーリング海峡の説明である。間宮海峡は、アジア大陸とサハリン(樺太)との間にある海峡である。
2. 正しい。
3. モザンピーク海峡の説明である。マラッカ海峡はマレー半島とスマトラ島の間にある海峡で、タンカーの航行が多い。
4.ホルムズ海峡の説明である。ジブラルタル海峡は、5で説明している。
5. ジブラルタル海峡の説明である。ドーバー海峡は、イギリスとフランスの間にある海峡である。
出典 実務教育出版「地方初級教養試験過去問350」より
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