アジア及びその周辺の歴史に関する記述として、妥当なのはどれか。
1 ロシアでは15世紀にモスクワ大公国が勢力を伸ばし、16世紀に入ると、アッバース1世が帝国の拡大を図った。
2 オスマン帝国はムガル帝国を滅ぼすと、新首都イスファハーンを中心に交易が盛んとなり、イヴァン4世 (雷帝) のときに最盛期を迎えた。
3 16世紀初めにティムールの子孫のアクバルが、ビザンツ帝国を建国し、第3代のバーブルは北インドからアフガニスタンまで広大な領域を支配した。
4 ムガル帝国第6 代のアウラングゼーブは、イスラーム中心の政策をとったため、これに反発するマラーター王国が抵抗し、シク教徒が反乱をおこした。
5 16世紀にイランで成立したサファヴィー朝は、スレイマン1世のときに最盛期を迎え、首都イスタンプルは賑わっていた。
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正答 4
解説
1 16世紀のモスクワ大公国の皇帝はアッバース1世ではなくイヴァン4世(雷帝)である。
2 オスマン帝国が滅ばしたのはムガル帝国ではなくビザンツ帝国であり、コンスタンティノープルを新首都とした。
3 16世紀初めに、テイムールの子孫のアクバルではなくバープルが北インドに進出して建国 したのはビザンツ帝国ではなくムガル帝国 (1526~ 1858年) である。
4 妥当である。
5 サファヴィー朝は神秘主義教団の長イスマーイールによって建国され、シーア派を国教とした。その最盛期はアッバース1世の時で、首都はイスファファーンである。
出典 実務教育出版 「地方初級教養試験過去問350」より
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