地形に関する記述として最も妥当なのはどれか。
1. リアス海岸は,陸地が隆起するかまたは離水することによって形成された海岸である。イベリア半島の北西都や朝鮮半島の南西部に例を見ることができる。
2. ラグーンは陸繋島ともいい,平野が海に接するところや,砂やじゃり礫を大量に運び出す河口付近にできる。北海道の函館が代表例である。
3. 日本各地の平野には、洪積台地と呼ばれる小高い台地が見られる。また,台地の縁辺は河川によって侵食され、河岸段丘になることもある。
4. 氷河は山岳氷河と大陸氷河に分けられる。大陸氷河による侵食ではU字谷やドリーネが形成され、U字谷が海面の下降により隆起するとフィヨルド になる。
5. 乾燥地域では,岩石の溶食により砂漠が形成される。砂漠では普段は水がないが、まれな降雨のときだけ水が流れる谷が多く,この谷はカールと呼ばれる。
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正答 3
1.リアス海岸は沈水海岸であり,山地が沈水または海水が侵入して形成された鋸歯状(のこぎりの歯)の海岸。沈水海岸の例として,フィヨルドやエスチュアリ(三角江)がある。例は正しい。
2.ラグーンは潟湖ともいい,入り江や湾の入口が砂州や沿岸州によって外海と切り離されてできた湖である。例として北海道のサロマ湖がある。陸繋島は砂州によって隣地と繋がった島のことで、例として函館がある
3.正しい。
4.ドリーネはカルスト地形。窪地のこと。フィヨルドはU字谷が沈水して形成される氷河地形。
5.砂漠は岩石の溶食ではなく熱膨張による破砕作用によって形成される。カールは氷河地形である。
出典 実務教育出版 高卒程度公務員完全攻略問題集2021年度版より
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