大気又は海洋における現象に関する記述として、妥当なのはどれか。
1 フェーン現象は、東部太平洋赤道域で、数年に一度、海面水温が広い能囲にわたって平年よりも高い状態が続く現象のことである。
2 ラニーニャ現象は、東部太平洋赤道域で、数年に一度、海面水温が広い絶囲にわたって平年よりも低い状態が続く現象のことである。
3 エルニーニョ現象は、湿った空気が、山を越えるときに雨を降らせて水分を失った後、山を吹き降り、乾燥し高温になる現象のことである。
4 貿易風は、中緯度の地域上空を、南北に大きくうねりながら、東から西に向かって吹く風のことである。
5 偏西風は、低緯度地域で亜熱帯から赤道付近へ、西から東に向かって吹く風のことである。
正答とミニ解説は下にスクロールすると出てきます
正答 2
解説
1.エルニーニョ現象が起きるときの説明である。フェーン現象については選択肢3を参照。
2.妥当である。
3.フェーン現象の説明である。エルニーニョ現象については選択肢1を参照。
4.貿易風は赤道を挟む熱帯収束帯から中緯度高圧帯で吹く恒常風である。北半球では北東貿易風、南半球では南東貿易風となる。
5.偏西風は中緯度高圧帯から高緯度低圧帯にかけて見られる恒常風である。
出典 実務教育出版 「地方初級教養試験過去問350」より
解けたでしょうか?解けた人は元のツイートの「いいね♡」を押していただけたら、こちらも励みになります。質問や感想は下のコメント欄にお願いします。