1から13までの数字が1つずつ書かれた13枚のカードがある。この13枚のカードから4人が1枚ずつ引いたところ、4人が引いたカードについて次のア〜エのことがわかった。
ア.4枚の中で、奇数が書かれたカードは1枚だけであった。
イ.4枚のカードに書かれた数の和は23であった。
ウ.カードに書かれた数について、最大と最小との差は10であった。
エ.ある2枚のカードに書かれた数の差は4であった。
このとき、確実にいえるのはどれか。
1 1のカードを引いた者がいた。
2 4のカードを引いた者がいた。
3 6のカードを引いた者がいた。
4 9のカードを引いた者がいた。
5 13のカードを引いた者がいた。
正答とミニ解説は下にスクロールすると出てきます
正答 3
解説
4枚のうち、奇数は1枚だけで、最大と最小との差が10なので、最大の数と最小の数はいずれも偶数でなければならない。最大と最小の数が偶数と奇数(順不同)の組合せだと、その差が10(=偶数)となることはないからである。そうすると、最大の数は12、最小の数は2である。
4枚のカードの数の和は23だから、23-(2+12)=9より、最大の数と最小の数を除いた2枚のカードに書かれた数の和は9となる。2は最小の数であることが確定しているので、2枚の和が9となるのは、3と6、4と5の2通りである。しかし、4枚が(2,4,5,12)だと、数の差が4となる2枚の組合せが存在しない。したがって、4枚のカードの組合せは、(2, 3, 6, 12) で、2と6の差が4となる。
以上から、正答は3である。
出典 実務教育出版 「地方初級教養試験過去問350」より
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