LGBT理解増進法は誰のため?当事者が回答します【LGBT】

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LGBT(性的少数者)のための理解を国で進めようとしている流れがあります。LGBTフレンドリー企業、LGBTも歓迎というお店が増えてきました。LGBT関連の市場規模は2020億ドル(約23兆円)の市場があると言われており、LGBTがメディアに掲載され、新たに参入する企業も増え、LGBTを取り巻く環境は日々変化しています。本来はLGBTへの理解から始まったことに利益が絡むようになり、LGBT当事者への理解がどこかへいってしまったように感じています。

今回はLGBT理解増進法というワードを見かけたので、

・当事者としてLGBT理解をどう思っているのか
・LGBTフレンドリーは誰のためにあるのか

をお伝えします。
LGBT当事者でさえも、最近の「LGBTへの理解」がよくわからなくなっています。
LGBTとして素直に生きたいだけだったのに、
世の中が勝手に「LGBTとはこうだ!」
と決めつけの理解が進んでいるようで困っています。

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LGBT理解増進法とは誰のためにあるのか

今回のおおもとになった記事から引用させてもらいました。

[ロンドン発]自民党の「性的指向・性自認に関する特命委員会」(古屋圭司委員長)が、性的少数者(LGBT)の理解増進を図る法案(性的指向および性自認に関する国民の理解増進に関する法律)の骨子案を了承した。議員立法として今国会での成立を目指す。
骨子案のポイントは次の通り。
・性的指向と性同一性の多様性に寛容な社会の実現を目指す
・政府に基本計画の策定と関係省庁連絡会議の設置を求める。政府は調査研究を行う
・国と地方自治体は国民の理解増進に向けた施策の策定と実施に努める
・企業は相談機会を確保する
・罰則規定は設けない
・法施行後5年をメドに見直す
自民党の杉田水脈(みお)衆院議員(比例中国ブロック)が月刊誌「新潮45」に「彼ら彼女ら(LGBT)は子供を作らない、つまり『生産性』がない」と寄稿し、大きな社会問題になったことは、まだ記憶に生々しい。自民党内には杉田議員のほかにも伝統的な家族観を重んじる「真正保守」派の政治家が少なくない。

BLOGOSより

LGBTへの理解を「気持ち」ではなく「法律」で明記してもらえることは
僕自身もありがたいと思っています。
「性的指向と性同一性の多様性に寛容な社会の実現を目指す」と骨子案にありますが、
現時点で同性婚は認められていないので、
この法律が通れば同性婚も可能になるはずです。
僕は同性のパートナーがおり、結婚したいと思っています。
必ずしも結婚が必要かといったら同性のカップルによります。

僕自身が結婚したい理由は

配偶者控除が受けられる
急病の際に病院に駆けつけられる
社会的に認められる

ということにメリットを感じます。
配偶者控除は税金のメリットで、
婚姻しないと配偶者とは認められないので
書類上だとしても婚約する必要があります。
配偶者控除についてのメリットはどなたでも理解しやすいかと思います。

急病の際に同性カップルは病室には入れません。
何年付き合っていようが、
いかに愛し合っていようが

他人(婚姻関係がない)ということで病院に拒否されてしまうのです。

先日パートナーが扁桃腺摘出で入院をしました。
手術内容としては難しいものではなく、
失敗しないと安心していましたが、
夜中に「声がでない。息ができない。苦しい」
とLINEで連絡が入り、
その後音信不通。
すぐに病院に電話するも
個人情報の関係で教えられません。」
ならば駆けつけようと思うが
親族以外は入れません
とのことで、
まさにLGBTの問題を目の当たりにした出来事でした。

結局パートナーは寝ていただけという呆れたオチになりますが、
愛している人の非常時に駆けつけられないのは
本当にもどかしい気持ちになりました。

今回の法律によって、同性婚が認められれば
いざという時もはっきりと「結婚しています
と言えるのでありがたいと思います。

最後に社会的に認められることについて。

僕は32歳です。
よく「そろそろ結婚しても良いのでは?」と言われます。
女性は30代を過ぎたら結婚適齢期を過ぎているなど、
まだまだ日本には古い考えをもった人がいます。

僕自身結婚願望があるので結婚したいです。
結婚して、薬指に婚約指輪を付けていればもう言われなくなりますよね?

30代で仕事にも慣れ落ち着いたら結婚している

というなんの根拠もない考えがあるから漠然と世の中に知れ渡っているからだと思います。

もちろん様々な意見があるのは承知していますが、
僕の経験則になりますが、30代でまだ結婚していないのかと言われることが多いんです。

LGBT当事者よりも政治家や企業へのメリットが大きい

今回の法律に僕自身とてもメリットは感じていますが、
しかし本当にLGBTへの理解からできる法律なのか
と考えると正直違うのではないかと思っています。

政治とお金

でしょう。

LGBT票、
LGBTフレンドリー企業からの支援

LGBTはマイノリティーなので、法律を通してもらうしかありません。
LGBT企業からの支援は莫大です。
今回の法案が通れば、
2020億ドル(約23兆円)の市場
が動くわけなので、企業に大きな利益がもたらされます。

日本経済の大きな流れを感じます。

当事者にメリットはあるものの、
本当はLGBTの人たちのためじゃないのでは?
とも思いますが、そこはメリットを取って割り切っていこうと僕は思います。
(本来の意図を重視して戦ったところで勝ち目がないというのも事実ですが…。)

好きな人の最後に会えないという恐怖は
もう二度と味わいたくないです

なので、法案に納得はしてませんが賛成です。

LGBTへの理解について当事者が回答します

LGBT理解増進法の通り、LGBTへの理解が増進するようですが

ところでLGBTへの理解ってなんですか?

僕自身もLGBTへの理解がわかりません笑

LGBTを受け入れようってこと?
LGBTって人たちがいるらしいから勉強しようってこと?

LGBTへの理解を深めようという番組がありますが、
理解してもらう必要ないと思います

男性がいる、女性がいる、LGBTの人がいる
色んな人がいるね

という考えだけで、僕はあえてLGBTを理解しようとしなくても良いと思っています。
色んな人がいる、障害への考え方の一つにある
ノーマライゼーション
で解決できそうだと思います。

あなたはLGBTだからこうだ!
のようにカテゴリーを決められてしまうのが怖いです。

男は女を好きになる
女は男を好きになる

と同じように

LGBTだから〇〇を好きになる

と決められてしまうことで
また苦しむ人が出てくると思っています。

誰でもどのような性別でもどんな状況でも自由にする権利が保障されていることが重要

なのではないでしょうか。

まとめ

LGBTがメディアでたくさん取り上げられるようになり、
世の中の認知度は確実に上がってきています。
とても感謝しています
しかし、LGBTへのフォーカスが当たりすぎて

「LGBT受け入れない」
「LGBTうざい」

という声も聞こえるようになってきました。

LGBT市場が儲かるとわかった途端にです。

僕自身LGBT当事者ですが、
社会全体が勝手にLGBTへの理解を進めているようで
当事者の気持ちへの理解は置いてけぼりだと危惧しています。

LGBT当事者も社会へいまこそという感じで猛進しすぎていないか
改めて考えていきたいと思っています。

LGBTを深堀した記事はこちら

テレビで放送されない普通のLGBTカップルの生活はこちら

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