平安時代末期から鎌倉時代までの日本に関する次の記述ア〜オのうちには妥当なものが二つある。それらはどれか。
ア. 平安時代末期,武士の政治的地位が高まり平氏が政権を握った。平清盛 は、朝廷の権威を認めず,朝廷が清盛に太政大臣の官位を与えようとした際もこれを拒絶した。
イ. 源頼朝が平氏打倒を掲げて挙兵し,戦乱の結果,平氏は滅亡した。源頼頼朝は朝廷から守護や地頭を任命する権利を獲得し,また,征夷大将軍に任ぜられた。
ウ. 鎌倉時代初期,後鳥羽上皇が幕府の執権であった北条氏打倒の兵を挙げた。大多数の東国武士が上皇に同調し,北条氏は戦いに敗れて滅亡した。
エ. 元の軍が二度,日本に襲来した。幕府は元の軍を退けたが,多大な犠牲を払った御家人に対し十分な恩賞を与えることができなかった。
オ. 鎌倉時代末期,足利高氏(尊氏)が討幕を掲げて挙兵した。これに対し,後醍醐天皇は鎌倉幕府を支持したが,最終的に鎌倉幕府は敗れ滅亡した。
1.ア , エ
2.ア , オ
3.イ , ウ
4.イ , エ
5.ウ , オ
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正答 4
出典 山形県職員採用試験 教養試験問題より
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