職場でのLGBTで悩む後輩社員を暖かく迎える環境作りこそ大事なこと

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職場のLGBT

LGBTで悩む男性が、自分の職場に居るとは、想像がつきませんでした。
彼は、私の後輩です。
日頃から、何処か気弱い性格で気立ての優しい印象の男性でした。
頭の回転は早く判断力も適格で、仕事の進め方は、私自身が驚くことも少なくありません。
参考に意見を求めて、助かった時もある程です。

ただ、彼は営業の仕事をしているのですが、押しが弱いせいか、最後の詰めの段階で弱気の性格が、実績を程遠くしていたのです。
性格・判断力蛾良いことから、とても残念に思っていました。
何処か、女性的な性格も見え隠れして、不思議に感じてきたのですが、ある時、常連の取引先との接待の時に彼を同行させて、彼自身に接客に対しても自信を付けてもらおうと考えました。取引先と言っても、先方のお客さんは、長年のお付き合いをさせて頂いているので、気心知れた方です。
あまり心配することもををなく、食事を楽しんだのです。
その時にお客さんから言われたのですが、
「君はお酒の注ぎ方が、とても丁寧だね。女性的な感じがするよ。」
これで後輩がポツリポツリと話し出したのが、LGBTのことでした。
「実は私は、ゲイと言うか、性同一性障害で悩んでいます。」
この言葉が出た時は、私もお客さんも、一瞬、驚きを隠せませんでした。
しかし、懐の深いお客さん曰く
「どんな状態の人でも、仕事上では関係ないよ。大事なことは、丁寧に相手に真心を尽くすことではないかな。」
その一言が、自信のない彼の顔を笑顔にしてくれたのです。
まさかのことでしたが、これが後輩の姿勢を大きく変えてくれるきっかけになったことは、間違いありません。
それから、職場での後輩の仕事のスタイルはとても、積極的なものに変わっていきました。
まだ、社内では他の社員は彼の悩みに気付いている人は少ないのですが、人間的には大きく成長しています。

性同一性障害とLGBT

LGBTのことが、自分の身近な所にあると、どうしても差別や偏見な目で見てしまう人が少なくありません。
先輩社員として可愛がっていた私にとって、周りの同僚からの冷たい偏見の目で彼が見られてしまうことに、とても憤りを感じたのです。
それは、後輩社員が自分自身の悩みをひた隠し、仕事に真面目に積極的に励んでいることを嬉しく思っていたからです。
人間的には、頭がいいだけでなく、とても優しく穏やかな性格もあり、決して嫌われるタイプではありません。
ただ、LGBTだからというだけで、差別的な扱いをされたり、偏見的な扱いは、決してやってはならないことですし、許されることではありません。
しかし、幸いなことに、この問題が社内でも、ビジネス上でのモラルに反することが、テーマになり始めたのです。
後輩に話をして、勇気を持って彼の悩みあからさまにしようとしました。
人事にも仲の良い課長がましたので、彼等の協力を受けながら、オープンな環境で歪んだ偏見・差別を無くしたく行動に移したのです。
毎日、行われる朝会の時に、人事からLGBTについての対応説明をしてもらい、実際に後輩が悩んでいることも宣言。
後輩にとっては、とても辛い場面に出すことになったのですが、陰で変な目で見られるよりも、キチンと正しい理解を求めることの方が、大事なことだからだと思いました。
彼の悩みをオープンにしてしまうことは、冒険的なのでチャレンジでもありましたが、これを偏見・差別とするのではなく、ある一人の人間的な悩みとして、全員で共有化することで、本当の意味で理解し合える明るく暖かい職場にしたかったのです。
おかげで、少し時間はかかりましたが、理解してくれる人間も増えてきて、今では普通の関わり方で、難なく仕事を行える環境になってきています。

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